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第54回秋季定例茶会
2010年10月10日に靖国神社にて第54回秋季定例茶会を開催いたしました。
当日は雨天でしたが、お昼頃からお日様が顔を出して来ました。
OB・OGの方や他大の方など170名以上のお客様を迎えることができました。
怪しげな天気の中、定例茶会へ足を運んでいただきましたお客様にはこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
また当日は様々なところで先生にご指導・ご協力いただきました。
宗繁先生、宗智先生ありがとうございました。
今年は行雲亭にて五行棚濃茶席・吉野棚濃茶席、洗心亭にて吟風棚薄茶席の3席をかけました。
主菓子は源太製の秋の山、干菓子は今年の夏合宿で福島県を訪れた際に見つけたお菓子で、会津の縁起物の会津葵製 小坊師と紅葉を模したゆずの香りの豊玉製 さざれ石でした。
また、床の横に可愛らしい毬栗を飾り付けに使用しましたが、こちらも夏合宿で見つけたものでございます。
お楽しみいただけたでしょうか?(^^)
2010年度合宿
2010年8月25日から31日まで福島県猪苗代にて合宿を行いました。
1年生、2年生にとっては宗繁先生、宗智先生より直接ご指導いただける貴重な機会で、みな真剣に指導を受けておりました。
また、点前のご指導だけではなく、1年生が亭主・半東を務める朝茶会や、朝茶事・正午の茶事の際も様々なご指導を賜りました事をこの場をお借りして御礼申し上げます。
点前稽古
2枚目は師範から歩き方を教えていただいている場面です。
3枚目は朝茶会の稽古をみていただいている場面です。
朝茶会
1年生が亭主半東を務める初めての茶会です。またお運びや水屋も初体験で、皆緊張しながらも精一杯がんばっておりました。
今回は偶然、稽古場の近くに神社がございましたので、そちらを使わせていただきました。
朝茶会の席は、川のせせらぎを楽しんでいただけるよう、点前座から川をまたいで設置しました。
宗繁先生、宗智先生、OBの方々、3・4年生をを客として迎えました。
朝茶事
今年は洗い茶巾にて熱さを少しでも忘れていただき楽しんでいただけるようにいたしました。
1枚目は主客挨拶の場面です。
正午の茶事
正午の茶事では亭主半東ともに2年生が担当しました。非常に一生懸命に務めました。
懐石料理は、向付-紅鮭のみぞれ和え、煮物椀-蓮根餅、焼物-かますの曲焼、焚き合-南瓜・茶筅小なす・鶏の吉野煮、八寸-山:里芋のずんだ和え・海:海老の素麺揚げ。
1枚目は半東が香煎を客に出している場面です。
その他
茶事後、打ち上げでバーベキュー、花火を行いました。先生から頂いた線香花火がとても綺麗でした(上手く写真に収める事は出来ませんでした)。
2010年湿し灰作り
平成22年8月8日、武蔵嵐山の女性教育会館にて、淡交会東京第二東支部板橋青年部・豊島青年部合同行事である湿し灰作りに参加させていただきました。
金井宗繁先生から、なぜ湿し灰を撒くのか、炉灰・風炉灰の違い、灰汁の効能・抜き方など、湿し灰についての講義・御説明いただいてから、丁子の良い香りが漂う中、灰揉み作業を手伝わせていただきました。休憩時間には和庵の見学をさせていただいたり、響書院にてお茶を一服いただきました。
今年はちょうど良い天候で、湿し灰を無事作り終えることが出来ました。宗繁先生、宗智先生、板橋青年部・豊島青年部のみなさま、どうもありがとうございました。初釜が楽しみです(^^)
2010年茶事ゼミ
2010年6月6日に大学にて茶事ゼミを行いました。
茶事ゼミとは、茶事に関する流れ・知識の勉強会で、今年は空懐石と炭手前、続き薄茶点前を行いました。炭手前は大学で火を扱えないため、電熱の風炉と入れ替えで灰の入っている風炉で行いました。
合宿で今回得た知識を活かせるよう頑張りたいと思います。
2010年新歓茶事
2010年5月5日に神保町区民館にて新歓茶事(初風炉の茶事)を執り行いました。
宗繁先生、宗智先生のご指導の下、無事茶事を終える事が出来ました。お忙しい中誠にありがとうございました。
茶会は茶事を簡略化したもので、茶事を知って初めてお茶の愉しさがわかると言われており、日々の稽古は茶事を催すことを目標に、点前の修練を積んでいるものといわれます。
新歓茶事は新入生に茶事の愉しさ、お茶の愉しさを感じていただくために毎年行っております。
今回は新入生13名をお客に迎え、亭主、半東は2年生ふたりが担当しました。
今年の茶事は端午の節句でしたので、師範にお借りしたかしわ台に、主菓子のかしわ餅、兜の形をした干菓子、お花に菖蒲、海老の尻尾を矢筈の形に切るなど工夫しました(^^)男性の新入生がもっと入ってくれれば良いのですが(^^;)
女性の着物姿は優雅で華麗ですね(^^)今後も日本の美しいきもの文化が発展していけばいいなと思います。
今回の献立は
向附:鯵の一塩細造り、汁:新じゃがいも、煮物椀:卵豆腐、焼き物:鰆の幽庵焼、八寸:山-空豆甘煮、海:海老塩焼きです。
新入生のみなさんは海老の尻尾の形に気づきましたか?(^^)
毎度毎度、美味しい懐石料理をいただけて宗智先生と厨房の皆様に感謝いたします(^^)
2010年送別の茶事
2010年3月7日内神田集会室にて今までお世話になった先輩方へ感謝をこめて、送別の茶事を執り行いました。
宗繁先生、宗智先生のご指導の下、無事茶事を終える事が出来ました。
お忙しい中誠にありがとうございました。
お越しいただきましたOB・OGの方々にはこの場を借りて御礼申し上げます。
亭主・半東はそれぞれ前委員長・新委員長が担当しました。
今回のテーマ「飛び立ち」に合わせて、師範からお借りした旅箪笥を用いました。この旅箪笥という棚、利休居士が豊臣秀吉の小田原の陣に従った際に考案なさったものだと師範はおっしゃっておりました。お道具ひとつひとつに様々な逸話があるのも、茶道の魅力だと思います(^^)
2段目の左から1枚目:汁椀は桜麩の上に芹と水辛子をあしらい、向付はさよりの菜種和えを盛りつけました。黄色い黄身を和えており、春らしい印象です。水前寺海苔の食感がなんとも味わい深かったです。
2段目の左から2枚目:煮物椀は卒業生からのリクエストであるエビを使った、車エビ丸入り大和芋まんじゅうです。舌触りがなめらかでもちもちしており、とても美味でした(*^^)その右の画像は、宗智先生が準備日に車エビ丸入り大和芋まんじゅうの元を作ってくださっている画像です。出来上がりがこんなに美しく、そして味わい深いものになるとは思ってもみませんでした。驚きです(^^;)
3段目:焼き物は川鱒の木の芽田楽です。色彩も綺麗ですが、お味の方も大変美味でした。一口いただくと香ばしい風味が口の中に広がり、また、春の香りも感じられました。毎度毎度、美味しい懐石料理をいただけて宗智先生と厨房の皆様に感謝いたします(^^)
2010年初釜茶事
2010年1月5日富士見区民会館にて2010年初釜茶事を行いました。
宗繁先生、宗智先生のご指導・ご協力の下無事初釜茶事を終えることができました。
お忙しい中誠にありがとうございました。
1段目1枚目は準備日に宗智先生より鯛の捌き方を教えていただいているところです。
また2枚目は長板による炭手前の様子です。今年は4年生の先輩に手前をしていただきました。
2段目1枚目は八寸(海はきすのみじん粉揚げ、山は大根菊花)です。
3枚目は宗繁先生にお濃茶を点てていただいているところです。
先生にお茶を点てていただける事に感謝し、お濃茶をいただきました。