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お茶・懐石を味わう

茶道では懐石・濃茶・薄茶からなる茶事がその中心をなします。
懐石では季節のものを用いた料理をいただくスピードにあわせてお出しします。
味はもちろんのこと、出されたときにおいしそうと思ってもらえるような見た目の綺麗さも考えて調理します。
次に出される濃茶は数人で飲み回すように点てられます。
濃茶では特に点てる人によって味わいが変わります。
最後に出される薄茶が世間一般でイメージされる抹茶です。
口当たりも軽く、和やかに会話を楽しみながらいただくことが多いです。
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四季の彩りを楽しむ

茶道では四季折々の花が床を飾ります。
茶道で床に飾る花を茶花といいます。 茶花と西洋流のフラワーアレンジメントの一番の違いは「これから花が咲く」のか「今が花の盛り」なのかです。
大きな花瓶にいくつもの満開の花が生けられているのは華やかではあります。しかし今満開の花はその先は散るのを待つばかりです。
しかし茶花では花をつぼみの状態で使います。
ぱっと身の華やかさでは劣るかもしれませんが、まさにこれから花を咲かせようとする姿に美を見いだします。 また花のみならず、その花入れや床の軸などとの総合的な調和の美も鑑賞の対象です。
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